国を越えたレスキュー: つるりとアジリティ

2012年04月15日

国を越えたレスキュー


現在、友人がバイトで、休暇中の飼い主に代わって、泊まり込みで犬7匹(6匹+自分の犬1匹)の面倒を見ている。

で、よくよく聞くと、この「休暇に出た飼い主さん」は、偶然私の知人であった。
ややこしいが、つまりどちらも私の知り合いだったワケである。

このペットシッター役の友人が、この7匹の中で一番つるりと仲が良いチー君をつれて来てくれたので、一緒にお散歩に出かけた。

チー.JPG

チーは昨年香港で保護され、レスキュー団体を通してカナダに送られてきた。

カナダでは多くのレスキュー団体が、陸続きのアメリカやメキシコからのレスキュー動物もも数多く受け入れており、最近は、このチー君の様に中国や香港からの送られてくる犬も増えている。

確かにカナダの西海岸はノンキル(殺処分のない)のシェルターが増えてはいるし、NPO等のレスキューの団体も多い。
でも、普通のシェルターで殺処分を待つ犬も多い。
殺処分になる前に、レスキュー団体が必死で助け出してはいるが、全部の犬が助かるわけではない。

実は私、以前は、地元の犬が殺処分になっているというのに、なぜ他の国からの犬をそんなに積極的に引き受けちゃうの?と疑問を持っていた。

でも、こうやって遠くの国からやってきたチー君が、良い飼い主と巡りあった事を思うと、もしカナダの方が少しでもチャンスが大きいなら、国を選ばずどんどん助けてあげたらいいな、と思う様になった。

カナダも最近は純血種の犬も増えてはいるが、まだまだ犬種や年齢にこだわらずに、レスキューされた犬を受け入れてくれる家庭は多い方だと思うし。


香港ノラ時代に片目を失ったが、特に不便はナイ様子のチー。
チー2.JPG
そして、ニイハオの意味が分かったフリをするつるりのサル芝居たらーっ(汗)


伝染病とか、そういう問題もあって難しいんだろうけど、世界中で「里親募集」が共有できれば、チャンスが上がる犬だって増えるはず。
日本に多い超小型犬や日本犬系の雑種等は、北米では少ないので引き取りたがる人も多いと思う。
逆に欧米のバタ臭い顔(?)の雑種犬は、アジアでウケるかもしれない。

でも、いくら助かる犬が増えても、バンバン生まれてバンバン捨てるシステムが変わらないと、「余った犬」の総数は変わらないんだよなぁ。。

チー3.JPG

楽しそうにお散歩して走り回るチーを見ながら、友人とそんな話をした。

チーは、最初もらわれてきた時は、噛み癖と逃げ癖のある問題児だった。
そんな、片目のないウケ口の、危ない野良犬が、拾われたのが奇跡だし、その子が処分されずにレスキュー団体に渡ったのも軌跡。
そこからカナダまで太平洋を渡ったのも軌跡だし、今の飼い主に出会ったのも軌跡。
すごい確立の低い、運命的な出会いだと思う。

それを考えると、巷でよく芸能人なんかが言ってる「ペットショップで運命的な一目ボレ黒ハート」なんて、運命でもクソでもないぞパンチバーカ猫
ペットショップの子犬は、オマエに一目ボレさせて売るために、兄弟の中で1番カワイイ顔の子が出てんだ足 このオッペケペーが爆弾
カワイクない方の兄弟、どこに行っちゃったのかexclamation&question、って話よむかっ(怒り)

あ・・・、すいません・・・あせあせ(飛び散る汗)。ちょっと熱くなりすぎて暴れてしまったたらーっ(汗)
(ペットショップで買う事自体よりも、それをテレビで自慢げに話される事に腹が立っちゃって。影響を受ける人も少なからずいると思うし。)

今日はそんな事が書きたかったワケではなく、チーの強い運命に乾杯バー
というお祝いの内容にしたかったのであった。

チー君、今では片目もウケ口も、すっかりチャームポイントになっている。

気の小ささが似ているチーが大好きなつるりにも乾杯クリックを〜
   ↓   ↓
にほんブログ村 犬ブログ ドッグスポーツへ

 
posted by えびし at 17:33| Comment(13) | つるりの友達 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
んだ 売るためにバンバン産ませるシステムが悪の素。
あと美系の子ばっか売れてくのも悲しい。


つるやんを見てみなさい!
↑ちょっと言い過ぎ?
静止画では いまいちな事もあるが
動いてると おもろくて可愛いわ。


チー君 可愛いわ〜。 香港からって凄いね。
最初の写真 つるやん腰引けてない?
頭上に何か見つけたか?
Posted by Y子 at 2012年04月15日 18:20
>Y子
そうだ!つるやんだって、生きているんだ友達な〜ん〜だ〜♪
店頭には出す前にはじかれそうな顔だが(!)、それでも飼えばカワイく思える瞬間だってある。(←瞬間・・・だけ?)

飼う前って「アレがいい、コレがいい」って思うし、誰にでも好みはあるけど、結局飼っちゃえばどんな犬でも、自分の犬はカワイイもんよ。
シーザーさんも言ってるけど、犬って、その人の人生の必要な時に、必要なタイプの子が現れるんだって。私もまったく同感。。
だから、そんなに必死で自分でお店を探し回る必要ナイのよ。

チー可愛いでしょ?チーとは=「気」の事。
つるりは、写真を撮るために何度も「待て」と言ったらショボンとしてしまったのであった。「気」が弱いの。
Posted by えびし at 2012年04月15日 19:02
香港から海を越えてレスキューって言うのも凄いけど、
カナダでも保護犬が有り余ってるのに?他国からって言うジレンマもよくわかる。

何がいけなかったのかさっぱり解らない
お利口で可愛い純血種の1才未満の子が
保健所に入ってる日本も、わけ解らんし。

犬を売るための許可制度と
飼うための資格、試験があるといいのに。
資格試験というと、難しくなるけれど
せめて、この講習を受けないと犬を飼うことは許されません。みたいなね。
せめて、ペットショップと提携したドッグトレーナーの元で(飼い主が)訓練を受けなきゃイケナイとか。
何かしら、足かせを付けとかないと
馬鹿が馬鹿な事しやすいからさ〜

確かに、アメリカ方面では日本犬や小型犬が好まれてるみたいだから、レスキューした犬をアメリカへ・・・・って
輸送費、いくらかかるのかなぁ?

まずは、保護される、殺処分される子達を少なくして行かなきゃだね!

チーくんのは本当に奇跡だと思うよ〜。
何かしら見た目や行動に問題があると、敬遠されがちだからね。

それにしても、つるりん、 サル芝居ナイス!!


Posted by TAKA at 2012年04月15日 19:34
チーくんも受け口なんですね♡
庵と縁が受け口で、うちでは今受け口ブームです。

国境を超えてってすごいですね!!!
でも、預かりっ子がそんなに遠くに行くのは不安かも・・・信用できる繋がりがあれば別ですが♡

日本も少しずつでもペット先進国に近づけるといいなぁ…

あと、つるりんたちがいつも散歩してる海岸やトレイル、すごく羨ましいです♡
日本にもあんな場所ないかなぁ♡(ないか(笑))
Posted by 受け口 at 2012年04月15日 22:24
えびしさんのブログにうんうん頷き、私も熱くなって「おっぺけぺー!」と心の中で叫ばせていただきました。笑)

こちらもレスキューで、レバノンから犬をレスキューしている、と言う人がいました。レバノン人は裕福だけど…戦争もあり、また犬が命あるものとして扱っている人間が少ないとか何とか…。

先のカツオの実家=パピーミル摘発の際も、アメリカはフロリダからヒューマンソサエティの人達が来て、彼らも犬連れて帰ってました。
中には、飛行機でも行けるけどかわいそうだからって、犬とロードトリップしながら帰るんだ、と言う人も。
アメリカにも沢山パピーミルあるし、捨て犬もいっぱいいるし…だけど、やはりこれって「運命の出会い」なのかなーと思います^^

日本の動物番組を見ると、うまくできてる番組のコーナーもあるのですが、ぉばかタレント達がペットショップで買いましたー♪的発言+躾が全然できてないのをまた笑いに変える⇒おっぺけぺー!となりますヾ(´Д`;●)
Posted by 鍋コ。 at 2012年04月15日 22:28
チーくんって、とてつもない強運の持ち主なんですね。
海を越えて保護するレスキュー団体があるのも、すごいです。輸送費とか、狂犬病の注射とかもあるだろうし、かなり費用がかかると思うんですが、運営資金は、やっぱり一般からの寄付でまかなわれているんでしょうか?そういうチャリティ団体に寄付をする人が沢山いて、海を越えてきた野良犬を受け入れる家庭があって、って、カナダって、すごいです。

芸能人や有名人は影響力が大きいんだから、発言には気をつけてほしいですよね!そんな発言を微笑んで聞いている周りも、それをそのまま流すテレビ局も、み〜んな大バカモノです。
Posted by ManSteflat at 2012年04月15日 23:46
散歩中にたまに会う方も、アメリカからウェスティー(4匹目)を引き取り、シュナと何かがミックスの珍しいワンちゃんだったので話しかけたら、その犬はタヒチ(確かそうだったと思う)から災害かなんかのことで、レスキューされて来たと聞いた事もあります。

えびしさんが先日会った、インドからのワンちゃんといい、チー君といい、毎回飼い主さんと会話はしないけど、すれ違う犬が実は、遥かどこかの国からやって来た!ってことも多そうですね。カナダは移民の国だけど、犬も随分と国際的だなと思いました。
こんな私がここで生活できるのも、犬達がどこからかやって来れるのも、カナダが寛大だからなんでしょうね。犬達の運命も出会いで変わるものですね。愛があれば、国も犬種も関係ないんだよね。
Posted by ユキ at 2012年04月16日 13:06
えびしさんの怒りに一字一句同意しますわー!
そうなのよね、レスキューの人達がどんなに頑張っても蛇口を止めないことにはキリがない。
水漏れを放っといたままで必死で拭き掃除してるようなもんだもんね。

チー君、すごい強運の持ち主だし、犬という生き物の素晴らしさを体現してるような子ですね。
どんな境遇にいた犬だって、こうやって可愛い家庭犬になれるんだよって多くの人に知ってもらいたいです。

つるりんだって、いつもはお笑い担当してくれてるけど、すごいビビリで日常生活にも支障があるほどだったのが、えびしさんの愛と努力と根性でこんなに立派なアジリティ犬になったんだもんね。犬ってすごい。
Posted by あが at 2012年04月16日 14:03
ナマステの次はニーハオ^^ 幸せな犬が一匹でも増えますように!!そう願うばかりです。
Posted by JOJO父 at 2012年04月16日 18:02
>TAKAさん
うにママさんの所の緑ちゃんもカワイイいい子なのに、理不尽ですよね。
捨てられる犬に問題があるわけではなくて、いつも問題は飼い主の方。

ペット屋さんは大きな需要がある限り、簡単には変わらないだろうし、やはり人々の意識が変わらない事にはどうにもならないのかも。
人間のの意識が変われば、結果的に動物の扱いや捨て犬の数も変わっていくのでしょう。時間がかかる事ですけどねぇ。

チーは、本当にラッキーな子です。
普通のレスキュー犬以上にお金と手間をかけてこちらに来たのだけど、一度誰かの大事な飼い犬になった今、お金には置き換えられない存在です。
そう思うと、多少面倒でも、チャンスがあるなら、外国の犬もどんどん連れてきてもイイじゃん!なんて思います。


>うにママさん改め、受け口さん(!)
チー君、すごい受け口です。でも受け口ってカワイイですよね〜。
確かに、一時預かりした子をアテもナイのに外国へ出すのは怖いですね。
チーの場合、レスキュー団体のシェルターに居た様で、どこの家庭にも行ってナイ様です。

こちらは山も海もキレイでいいですよ〜。でも、受け口一家(←いいのか?これで?)が行った海も素敵な砂浜じゃないですか!


>鍋コさん
そうです!淋しい時や悲しい時、悔しい時は大きな声で叫ぶのです!
「オッペケペー!!」と。(最近自分がわからなくなってきた私です。)
レバノンからのレスキューですか!一部の宗教では、犬が汚い物と信じられているとか。そんな事も影響があるのかしら?イランの人とかも犬、嫌いな人が多いですよね。
1匹でも可能性があるなら連れてきて助けてあげて欲しいわ〜。

カツオ君と鍋家は運命です〜。カツオ君が鍋家を選んで呼び出したのよ。
参ったな・・と思っても引き取らにゃ仕方がナイ。(それは私んとこか。)

最近TV Japanを見るのですが、犬連れた芸能人、口を揃えて「ペットショップで〜」って言うんですよ。あと、「うちの犬はお散歩と他の犬が大嫌い」って。オッペケペ〜!


>ManSteflatさん
チー君の強運に乾杯!ですよね。
カナダは狂犬病がある国だし、誰かのペットであれば予防注射さえ打ってあれば比較的簡単に犬が持ち込める様です。
大きな声では言えませんが、香港の(チーが来た)グループは、香港からカナダへ飛ぶ一般人を捕まえて、「カナダの空港まで連れて行って」と頼んで、ペットのふりして飛行機に乗せてもらっているそうです。
(そうしないと輸送や関税も輸入商品の扱いになってしまうのかも。)
こちらのレスキューの団体は殆どが寄付とボランティアで成り立っています。遺言で遺産を残す人も結構居る様ですよ。

芸能人の発言も腹立つけど、TV局も腹立ちますよね〜。ペットショップの店員が出てきて、いい加減なアドバイスしてたりして、も〜ビックリです。
Posted by えびし at 2012年04月16日 23:23
>ユキさん
タヒチから!でも災害っていうとハイチかな?数年前の地震で、ハイチからのレスキューも入ってきたという話を聞いた事があります。

地元の犬と比べるつもりは全くないけど、せっかく遠くの国から縁があってやってきたんだから、カナダで幸せを掴んでほしいですよね。移民犬達にも。
ホント、犬の一生は出会った人間で変わりますからね。
お家のない全ての犬に良い出会いがあります様に〜。


>あがさん
怒るつもりはなかったのですが、つい話がそれて暴れてしまいました。
「ペットショップで一目ぼれ〜」を常識にされては困りますよね。

チー君の強運、すごいでしょう?
(ニコちゃんニヤちゃんでも同じだけど)運だけで、ほんの紙一重で幸せになれたんだな〜と思うと、不幸なまま一生を終える犬の事を考えてブルーになっちゃいます。
そのコ達だって、誰かの大事な家族になれたかもしれないのに。

つるりは今もまだ変わり者ですが、それでも大事な「ウチの子」です。
「ウチのコ」は、希望の犬種じゃなくても、片目でもハゲでも、何でも許せちゃうのが犬飼いだと思うのです。
今の犬が気に入らなくて手放せる人は、次の犬飼ってもダメ。犬と相性がナイんだわ、きっと。


>Jojo父さん
ナマステの次が、ニィハオ!
自分でも全然気が付きませんでした〜。
他の言葉を思いつかず、計らずも教養のなさが出てしまいました。
つるりのサル芝居を笑ってられないわ。

そうですね。国境取っ払う事で1匹でも幸せをつかめる犬がいるなら、各国が協力できたら素晴らしいですよね。
Posted by えびし at 2012年04月17日 00:04
はじめまして。
あがさんの所から時々お邪魔させていただいてます。
保護施設で一目惚れした美人犬ローラの飼い主なので、肩身が狭いなあと思いつつのコメントです。
私、つるりちゃんがメッチャ好みなんです。
えびしさんの記事もとっても楽しいのですが、
つるりちゃんが可愛くて可愛くて覗きにきてます。
うちの子だったらブログで可愛い自慢しまくりです。
あぁ、本当に可愛い♪
今回の記事はローラのいた施設の応援をしている私に勇気をくれました。
えびしさん、ありがとうございます。
つるりちゃんに「大好きですっ」とお伝えください。
Posted by ユキエ at 2012年04月17日 11:59
>ユキエ様
はじめまして。ようこそつるりの館へ!
早速ローラさんを覗きに行っちゃいました。
まーなんと綺麗な子でしょうか!これじゃ一目惚れも仕方ないわ!
上のコメの「鍋コさん」も、最近崩壊したパピーミルにボランティアに行って、気になる子を残しておけずに家族に迎えた方です。
誰の策略も損得も関係ない、純粋な一目惚れ。ローラちゃんと同じです。そんなのこそ、本当の運命の出会いだと思います。

つるりが好みとは!なんと奇特な(?)方でしょうか・・・。
いえ、たまには「かわいい〜」と言ってくれる人もいるのです。
しかし、私が始めて見た時の印象が「ギャッ!」だったので、きっとそういう人も多いだろうと思うと、ブログに「つるりカワイイでしょ〜」なんて書く勇気がナイ私です。
つるりに、ユキエさんが大好きだって〜、と伝えておきますね。
そんな事言われたら、テレてオロオロしちゃうかもです。

ローラちゃんのブログ、あとでじっくり読ませて頂きますね〜。
ぜひまた遊びに来てください。
Posted by えびし at 2012年04月17日 16:39
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。